オーストラリア国内で行ってよかった場所第1位「ウルル(エアーズロック)」
こんにちは、インターン生のKyokaです!
私は、ワーホリをしている間、オーストラリア国内色々な所に足を運んだのですが、その中で一番行ってよかったなと思う場所が「ウルル(エアーズロック)」
この間のラジオで、ゲストだったEriちゃんに一番行ってよかった場所についてを聞いてみると、まさに同じ答えでした。ラジオ内では、時間が限られていて、ウルルのことを紹介しきれなかったので、このブログに書いていきたいと思います。
「ウルル(エアーズロック)」について
皆さん、ウルルをご存知でしょうか?もしかしたら、エアーズロックという名のほうが広く知れ渡っているかもしれません。
どちらも世界最大級の巨大な一枚岩でできた山ことです。この岩は世界遺産になっていて、世界の中心という意味合いで「大地のヘソ」や、「地球のヘソ」と呼ばれることもあります。
2つの名称に何か違いはあるのか。
「ウルル」というのが、オーストラリア先住民のアボリジニによる呼び名で、一方「エアーズロック」は、イギリスの探検家によって発見され、名づけられた呼び名です。ウルル、エアーズロックどちらの名称で呼んでもいいのですが、私は必ず「ウルル」と呼んでいます。
というのも、語学学校の先生(オーストラリア出身の方)によると、オーストラリア現地のほとんどの人は、「ウルル」と呼ぶそうです。また、オーストラリア国内では、先住民アボリジニの伝統を尊重しているため、人によるとは思いますが、エアーズロックという呼び名を好まない人もいます。
実際にこの語学学校の先生は、生徒に「エアーズロック」と言われて、「そんなの知らない」と答えていました(笑)もちろん冗談交じりですが(笑)なので、オーストラリア現地にいくときは、ぜひ「ウルル」と呼んだほうがいいのかなと思います!
ウルルの魅力
ウルルは、周囲9.4㎞、高さ348mと東京タワーよりも高い岩です。実物を見たときは、言葉で表すことのできないほどの美しさに圧倒されました。
もちろん写真も美しいのですが、実物は比べ物になりません。大げさに聞こえるかもしれないですけど、「この地球に生まれてよかった」と思いました。当時、英語力に関して悩んでいたのですが、大きく美しいウルルを目の前にして、自分の悩みなんてちっぽけで、何でも挑戦してみようという前向きな気持ちにさせてくれた思い出の場所です。
特に美しいのが、サンセットとサンライズ!太陽の光によって、ウルルの色が変化するので必見です!
また、ウルルがある国立公園から出たところにホテル等はありますが、街灯などがほとんどありません。なので、夜には、息をのむほど美しい満点の星空が見えるのです。
これは、ラジオのゲストのEriちゃんがウルルに行ったときに、専用のカメラでとってもらった写真です!合成のように見えますが、これが実物なんです!!あ~もう一度見たい!!
ウルルの登山禁止
ウルルは岩でできた山なので、多くの観光客が登山を楽しんでいました。しかし、2019年10月26日からウルルに登ることが禁止されてしまい、現在は登ることができません。
なぜ、登ることが出来なくなったのかを簡単に説明すると…
ウルルは、アボリジニにとって聖域であり、その信仰心からウルルに登ることを禁止していました。しかし、イギリスによる植民地以降、アボリジニ以外の人が多く訪れ、その聖域に登るようになってしまい、アボリジニが不満をいだいていったと言われています。
ですが、私がツアーに申し込んだのは、2019年8月下旬。まだ登頂ルートが完全閉鎖される前でした。アボリジニの気持ちを考えると心苦しいですが、初めて見る絶景にワクワクし、登ってみたい気持ちが高まりました。
しかし、登れる確率はたったの30%以下!天気がいいこと、風が少ないこと、斜面が濡れていないこと、気温が高くないこと、アボリジニの文化的なイベントがないこと等、様々な条件をクリアして、初めて登頂ルートが開くのです。私が行った日は、運よく登ることができ、感動的でした!
もちろんウルルに登るのも貴重な体験ですが、やはり一番印象に残っているのはウルルの絶景です。登頂ルートが閉鎖されてしまったとしても、十分魅力的で、お金に代えがたい価値があると思います。
最後にウルルでとった私のお気に入りの写真です!
ツアーに申しこむと、フルーツやお菓子、ワインやジュースなどを飲んだり食べたりしながら、サンセットを見ることが出来ます!そのときに、グラスをウルルにかざすと…逆さウルルが水面に映るのです!結構おしゃれに撮れますよ!
オーストラリアに行ったら、ぜひウルルに足を運んで、感動的な体験をしてきてほしいなと思います。
Kyoka