英語学習サポートプログラム1人目の挑戦
コロナ禍で留学業界が一時停止してしまったのがおよそ1年9ヶ月前。
先行きがわからない状態のなかで、弊社では「英語学習サポートプログラム」なるものの作成を進めていきました。
そして先月。
記念すべき1人目の受講者の生徒さんがプログラムの受講を終えました。
目的は学習習慣の形成
留学を決意したならば、まずは英語の勉強を始める。
出発前にどのくらい英語の基礎をつけておけるかが、現地に着いてからの英語力の伸びを決めます。
ところが、いざ勉強しようと思っても何をやったらいいかわからないんですよね。
弊社の「英語学習サポートプログラム」は、何をどのように進めたらよいかを個別でご提案し、きちんと目標と計画を立てて確実に実行していくものです。
英語の土台はすぐには固まりません。
じっくり時間をかけて足場を固めていく作業をしなくてはならないのです。
そのために必要な目標作りと達成に向けてのプランニングを二人三脚でおこなっていき、学習習慣の形成を図る。
それがこのプログラムの趣旨です。
無理だと思うくらいがちょうどいい
そんなプログラムを7月から受講してくれたのはMさん。
初回のカウンセリングでは、毎日の過ごし方を細かく教えていただき、学習時間をどう捻出するかというお話をしました。
Mさんは看護師さんで夜勤を伴う不規則な時間帯でのお仕事。
明確な目標と期限が決まっていないと、学習習慣を身につけるのが難しいパターンです。
そこで、「3ヶ月後に実施される英検準2級に合格する」という目標を設定し学習をスタートしてもらいました。
しかし英検準2級はMさんにとっては大きなハードルだったと思います。
初回のカウンセリング時に英検3級の問題を解いてもらったところ、単語も文法もほとんどわからずという状態だったからです。
最初は3級合格を目指す方向だったのですが、ご本人の希望と僕の思いもあって「準2級合格」を目標に掲げました。
無理だと思うくらい高いハードルがある方がモチベーションにつながります。
毎日LINEで学習時間と学習内容を報告していただき、毎週単語テストの実施、そしてWritingの添削も定期的におこないました。
(Writingの添削指導はこんな感じです)
予想を上回る高得点で見事合格
お仕事でかなり多忙ながらも、移動時間に音声を聞いたり、隙間時間で単語をやってもらったりなどとにかく目標達成に向けて地道に努力を続けたMさんは見事合格!
しかもかなり高得点で余裕でスコアをクリアしていました。
正直、初めて3級の問題を解いてもらったときの「できなさ」を知っているので、この3ヶ月という短期間でここまでできるようになったのは僕自身も驚きでした。
当初は「英検3級合格」を目標にしていたくらいです。
ご本人が一番驚いたかもしれませんが、とっても自信になったと思います。
合格の報告をくださったときには、とても充実した表情をされていたのが印象的です。
最高の形でプログラム修了を迎えることができました。
プログラムの受講を終えて
Mさんからコメントをいただいたので掲載します。
私は留学前に英語を勉強したくて、丁度北海道留学センターで学習サポートというものが始まったことを知り受けてみようと思いました。英語をどう勉強していいのかすら分からない状態でしたが、勉強方法のアドバイスをくれたり私の今の英語力や仕事の状況に合わせて学習目標や学習スタイルを親身になって一緒に考えてくださいました。サポートを受けられたことで勉強のモチベーションを維持でき、分からない事や不安な事はすぐに聞けるところが良かったです。仕事をしながらの勉強だったので最初はちゃんと勉強時間を確保できるのか不安でしたが、体調や状況に合わせて学習時間を決める事ができとても融通が利きます。また、どこかに通う手間もなく自分のペースで勉強ができるので仕事をしている人におすすめです。高校以来英語の勉強をしていませんでしたが、勉強するくせを取り戻す事ができ、学習サポート終了後も自分でまた勉強を頑張ろうという気持ちになれました。相澤さん本当にありがとうございました。
Mさんに続く挑戦者のご参加を心よりお待ちしています。
この英語学習サポートプログラムについては⇒「HRC留学前Studyサポートプログラム 」を
Naoki