カテゴリー:東出AUSワーホリ記録ブログ

オーストラリアワーホリ記録~第14話「ホームステイでトラブル①」

今までのオーストラリアワーホリ時記録一覧は⇒「東出オーストラリアワーホリ時記録ブログ

 

2007年4月16日(月)~4月22日(日)

オーストラリアでワーホリを2年過ごして唯一落ち込んだっていうか色々考えた週です。この週の事をこの記録ブログに書くべきか?ってのもあったのですが、今留学エージェントをしていて、定期的に「ホームステイ」に関して相談やら受ける以上書くべきかなって事で。

 

4月16日(月)

この日の夜はホストファザー・マザーの2人がお出かけって事になり、この家庭は3人の小さなお子さんがいる家庭なのでベビーシッターさんがホームステイ先に。

子供たち3人とベビーシッターさんと5人で過ごすことに。

 

息子2人が両親がいないからか?両親いる時とは別人かのように家中を走り回って大騒ぎ。

特に長男が高い所に登り始めさすがに危ないなって思ったんで、「止めなさい」って注意しました。

で何度かその行為が続きその度注意をし、見ていて危ないなって感じたんで、再度ややキツめの注意を。すると、その後長男はいなくなり、布団に閉じこもって泣き出しました。

ベビーシッターが何事かと長男の所へ。

ベビーシッターさんに「ああいうことは言わない方がいい」って言われました。

そっか。。。と思いつつ
時が流れ、2人が帰ってきました。

事の事情を話し出しました。そうすると話の途中で、マザーが「いかなる理由でもダメ」とおっしゃり、「彼らが悪いことをしたとしても、それは親の責任だからマサが言う事ではない」と言われました。

で、「怪我してからだと遅いと思ったから」と私が言うと、
「もしそうなっても私達が病院連れていくだけであり、それはあの子の失態って事だからいいの。」とのこと

 

なるほどな。。。と思いつつも納得してないようなで。
ファザーの方からは正直に話してくれてありがとう。って感じでその日は終了

 

4月17日(火)

仕事が終わって帰宅するとホストマザーがいました。いつもなら向こうから声をかけてくれるのですが、全くの無視状態。

いつも、1歳の娘が私のそばに来ると、私に遊んであげてと預けるんですが、奪われる始末・・・

唯一の会話が、「マサ、子供たち寝るからテレビ消して」

これも普段は普通に観ていても問題ない事であるがゆえに。明らかにホームステイ先での自分の場所が無くなって行く感じでした。

 

4月18日(水)

仕事へ出勤して、同僚たちにこの出来事を話し「これは文化の違いって事かな?」と聞いてみると

「国柄ではなく、家庭の考え方の違いだね。」って回答が・・・

そっかと思いつつも帰宅したところで今の状況は変わらないだろうな~と

 

そんなこんなでホームステイ先では居場所がなくなってきて、仕事から帰ってきたら自分の部屋で過ごす機会が増えてしまった週でした。

 

当時流行ってたSNSのmixiにはこの時の事を「日記」で更新してましたがコメント欄には札幌の友達から様々なコメントが、SNSがあって本当救われた、なかったら本当に孤独を感じてたかもって思います。その時コメント欄で既に子供がいる友達のコメントは当時の私にはイマイチ理解できない点もありました、ですが2025年現在私自身が親となって改めて読んだ時、今だと納得できるコメントで、今この仕事をしてるから余計にいい経験だったって言えます。

 

今留学エージェントとして留学中でホームステイ滞在されてる生徒さんから

「子供の●●の行動やらを親に注意するように言ってください」とかって相談も稀にあったりするのですが。

これは私がこの時した経験+今自分も親になったって視点で言えば「それは基本は出来ない」って回答になります。様々なケースがあるので状況にもよりますが・・・

1つ明確に言えることは「子供の教育は親がするもの」だから。それを第3者が口を挟むべきではないかなって思ってます。

なのでもしこのブログをお読みでこれから留学するけど、最初ホームステイにしようと思ってる方にアドバイス送るとしたら・・・

子供の些細な行動などを気にする可能性あるなら、家庭状況のリクエスト欄は「子供いない」をチェックする事おすすめします!

 

そして想定外の1週間が終わり、翌週更なる想定外へとなるのでした。。。