オーストラリアワーホリ記録~第65話「スイカピッキング2週目」
今までのオーストラリアワーホリ時記録一覧は⇒「東出オーストラリアワーホリ時記録ブログ」
2008年5月19日(月)~5月25日(日)
オーストラリア・ボーウェンでのスイカピッキング生活も2週目に突入しました。
流石に1週間スイカピッキングは大変でしたが、同時に体が大変さに慣れてきました。ただ不思議なもので、人間の体は慣れるものです。
朝起きた時の筋肉痛も最初ほどではなくなり、体が仕事に順応していくのを感じていました。
今振り返ると当時30歳。
その頃は「もう若くないな」なんて思っていましたが、今の自分から見ると十分若かったですね。
50歳目前になった今、同じ仕事をやれと言われたらどうでしょうか。
3日持つかどうか・・・。
2週目に入る頃には、8時間近くスイカを持ち上げたり運んだりする作業にもすっかり慣れていました。
そして少しだけですが、
「筋肉ついたかも?」
という気もしていました。
それでも毎日体を動かしているので、多少は鍛えられていたと思います。
スイカピッキングの仕事は、始める前は「こんな仕事を何週間も続けられるのだろうか」と思っていました。
ところが実際にやってみると、以前経験したレタスピッキングよりも自分には合っていたように感じます。
レタスピッキングは同じ姿勢で黙々と作業する時間が長く、単調さとの戦いでした。
一方、スイカピッキングは体を動かす範囲が広く、常に同じ姿勢ではないため、時間が経つのも比較的早く感じました。
もちろん楽な仕事ではありません。
ですが、気が付けば毎日あっという間に仕事が終わっていた印象です。
そしてこの仕事最大の特典がありました。
それは・・・
スイカ食べ放題。
これに尽きます。
この2週間でどれだけスイカを食べたのか、自分でも分かりません。
間違いなく人生で一番スイカを食べた期間でした。
休憩時間に食べる。
仕事終わりに食べる。
また食べる。
本当に毎日スイカでした。
今ならスマートフォンでレシピを調べたり、動画を見たりしながら色々なスイカ料理に挑戦できるのでしょうが、当時はそんな便利な時代ではありませんでした。
その観点で言えば、今のワーホリ世代の方はレシピアプリなどを使えるので様々な自炊料理にチャレンジ出来るんだろうなと感じます。
今のワーホリ世代の方は、自炊ひとつ取っても情報が豊富なので羨ましいですね。
そして金曜日の夕方。
2週間続いたスイカピッキングが終わったタイミングで、ファームのスタッフから一言。
「スイカは今日で終わりだよ」
とのこと。
突然の終了宣告でした。
少し前までは「早く終わってほしい」と思っていた仕事でしたが、いざ終わるとなると少し寂しい気持ちもありました。
人間とは不思議なものです。
大変だった仕事ほど、終わる時には愛着が湧いていたりします。
そして翌週からは同じファームで別の作物の収穫作業へ。
次なる相手は・・・
カボチャ。
果たしてスイカより楽なのか、それともさらに過酷なのか。
そんなことを考えながら、スイカピッキング生活最後の日を終えたのでした。