オーストラリアワーホリ記録~第67話「さよならボーウェン」
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2008年6月9日(月)~6月15日(日)
ボーウェン生活に別れを告げる日
6月15日。
約1カ月半過ごしたボーウェンを離れ、ケアンズへ戻る日になりました。
正直に言うと、この日は本当にボーウェンを離れたくありませんでした。
ファーム生活が始まった頃は、「早くファーム生活終わらせてパースへ」と思うこともありました。
ところが、6月に入ってから状況が大きく変わります。
バッパーで一緒に生活していた仲間たちと急激に仲良くなり、仕事が終わると毎晩のようにみんなで集まって食事をしたり、お酒を飲んだり。
睡眠不足になる日も多かったですが、それ以上に毎日が本当に楽しかったことを今でも鮮明に覚えています。
当時滞在していたバッパーは、約7割がヨーロッパ出身のワーホリメーカー。
日本人は1割程度しかおらず、フランス、ドイツ、イギリスなど、さまざまな国の仲間と交流できたのは、本当に貴重な経験でした。
EURO2008で毎晩大盛り上がり
ちょうどこの頃、ヨーロッパではサッカーの「EURO2008」が開催されていました。
ヨーロッパ出身の仲間たちは試合が始まるとテレビの前に集まり、大声で応援。
ゴールが決まれば大歓声、逆に失点すれば思わず「Fワード」が飛び交うほどの熱狂ぶりでした。
日本ではなかなか味わえない空気でしたが、その輪の中に入って一緒に盛り上がれたことも、ワーホリならではの思い出です。
「残るか、先へ進むか」
実はこの1週間、本気で悩んでいました。
「もう少しボーウェンに残ろうかな」
そんな気持ちが日に日に強くなっていたからです。
居心地は最高。
仕事にも慣れ、友達にも恵まれ、このままここで生活を続けてもいいのではないか。
そう思うくらい、ボーウェン生活が大好きになっていました。
ただ、今回のワーホリには最初から決めていた目的があります。
「帰国後に、留学エージェントとして仕事をするためにオーストラリアを知ること。」
そしてファーム生活の目的は、語学学校視察を続けるための資金を貯めることでした。
目標としていた貯金額にも到達。
だからこそ、「ここで立ち止まるのではなく、次へ進もう」と決断しました。
一番つらかった別れ
出発当日。
ボーウェンのバス停には、10人以上の友人たちが見送りに来てくれました。
バスが走り出すと、みんなが笑顔で走りながら手を振ってくれた光景は、今でも忘れることができません。
そしてバスの中で、みんなからもらったメッセージカードを読み始めた瞬間…。
涙が出そうになりました。
このワーホリ生活の中で、一番つらい別れだったと思います。
たった1カ月半でしたが、人生の中でも忘れられない時間になりました。
次はいよいよパースへ
本当に最高の1カ月半でした。
「またお金がなくなったら絶対ボーウェンへ戻って来たい。」
そんなことを本気で考えるくらい、この町と仲間たちが大好きになりました。
でも、まだワーホリの旅は終わりではありません。
次はいよいよ、オーストラリア国内語学学校視察ツアー最後の目的地となるパースへ向かいます。
どんな学校があり、どんな人との出会いが待っているのか。
少し寂しさを抱えながらも、新しい出会いへの期待を胸に、次の目的地へ出発しました。