オーストラリアワーホリ記録~第84話「猛暑、スズメバチ…過酷なガトンでのファーム生活」
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2008年12月8日(月)~12月21日(日)
再び始まったガトンでのファーム生活。
前回ここに滞在していたのは冬。そして今回は夏のガトンです。
毎朝3時に起床し、1日8〜10時間ほどレタスの収穫作業をする毎日。
仕事自体は以前にも経験しているレタスのカッティングなので、それほど苦労はありませんでした。
問題は、とにかく暑さ!
尋常ではない暑さで、仕事の大変さよりも暑さで体力を奪われてしまいます。
オーストラリア生活も2年目に入り、現地の暑さにもある程度慣れてきたと思っていたのですが、それは大きな勘違いでした。
北国育ちの自分にとって、クイーンズランド州の夏はかなり厳しい……。
オーストラリアの中でも暑いエリアに、一年で最も暑い時期に来てしまったわけです。
それでも、ここに来た目的はお金を稼ぐこと。
「とにかく気合で頑張るしかない!」
そんな気持ちで毎日仕事に向かっていました。
1日の仕事で水ペットボトル3本は必須でした
10人以上が暮らす個性的なシェアハウス
仕事以外の生活も、なかなか刺激的でした。
今回住んでいたシェアハウスは、10人以上が一緒に暮らす大所帯。
その中にはアフリカ出身の人が3名ほど住んでいました。
カナダとオーストラリアで約3年間生活してきましたが、アフリカ出身の人たちと同じ家で暮らすのは初めての経験。
日常的に話をするだけでも、文化や考え方の違いなど、いろいろな発見がありました。
特に印象に残っているのが、地下にある洗濯機で洗濯をしていたときの出来事です。
そこにスズメバチが3匹ほどブンブン飛び回っていました。
慌てる自分を横目に、アフリカ出身の住人が一言。
「Don't worry! They are friend.」
どうやら大丈夫だと言いたかったようですが、その直後、ハチが彼に向かって襲いかかり、あっという間に3匹とも退治することに……(笑)。
そして最後に一言。
「They are not friend.」
このやり取りは今でも覚えています。
また、彼が話していた言葉も印象的でした。
「オーストラリアは最高の国だ。こんなに素晴らしい家に住めて、仕事もあってお金もある。」
当時の自分からすると、決してきれいとは言えないシェアハウスでしたが、彼にとっては十分に素晴らしい環境だったようです。
故郷ではどんな生活をしていたのだろう?と、ふと考えさせられたことを覚えています。
海外でいろいろな国の人と一緒に生活すると、自分にとっての当たり前が、相手にとっては当たり前ではないことに気づかされます。
ハチの巣騒動と2回目の真夏のクリスマス
毎週金曜日は、イプスウィッチに住む家のオーナー、ティナが家賃の受け取りや家の掃除などのためにやって来る日でした。
12月19日金曜日、仕事を終えて家に戻ると、何やら業者らしき人たちが防護服を着て作業をしていました。
イギリス人の友人ショーンがティナに何事かと尋ねると、なんと、いつもテレビを見ているリビングルームの壁の向こう側にハチの巣があったとのこと!
この家に来てから、毎日のようにスズメバチを見かけていたのですが、ようやくその理由が分かりました。
これでやっと安心して生活できるな……と。
そして季節は12月。もうすぐクリスマスです。
オーストラリアで迎える2回目のクリスマスでしたが、やっぱり真夏のクリスマスには違和感があります。
クリスマスといえば、雪があってこそ!
北国育ちの自分にとって、暑い中で迎えるクリスマスは、どうにも不思議な感覚でした。
そんなことを思いながら、ガトンでのファーム生活と2回目のオーストラリアのクリスマスシーズンを過ごしていました。