コロナでカナダ、オーストラリア両国への留学・ワーホリの道が閉ざされているなか、唯一の希望がカナダの学生ビザです。
カナダは観光やワーホリは入国禁止ですが、学生ビザで渡航する留学生のみ入国OKとなっています。
とはいえ、出国前にPCR検査、現地に着いたらまずPCR検査、そして間髪入れずにカナダ政府指定のホテルに強制隔離、からの自己隔離、最後にもう一度PCR検査と超厳戒態勢のなかでの渡航となります。しかもホテル代が自費で20万円弱ほどと言われている、、、
ある生徒さんが「学生ビザは入国OKとしているのにそんなに高いお金を払わなきゃならないなんて来るなと言われているようにしか思えない」と嘆いていましたが、その通りですよね。
カナダ首相も
Now is just not the time to be flying.
「今は単純に飛行機に乗って移動するべきときじゃない」
(出典:https://www.ctvnews.ca/politics/now-is-just-not-the-time-to-be-flying-pm-trudeau-announces-new-travel-restrictions-1.5287311?cache=%3FclipId%3D89830)
と発信しているところを見るに、政府の中でも妥協点を見出そうとしている結果なのかなという気もします。
そんな状況をお伝えしつつ、それでも渡航したいという勇者も一定数います。
そもそも学生ビザはざっくり言えば「めっちゃ勉強したい人」がとるビザです。最近はCo-opといって、勉強+仕事がセットになっていて勉強+αで現地企業で働く経験ができるタイプの学生ビザが人気です。(特に大学生にはこちらをかなりお勧めしている)
コロナ禍で相談にやってくる勇者はほぼ例外なくやる気に満ち溢れた方々です。Co-opの話をすると目を輝かせて話を聞いてくれます。
ただし、特に英語力の面でのハードルが高いのも事実。そんなわけで出発前の英語の勉強についてもかなり強調してお話をします。
それでも勇者たちの目の色はむしろ輝きを増す一方。
しまいには「ここに来るとモチベーションが上がるんです」と言ってくれる子もいます。
日本の留学エージェントの仕事の半分以上は出発前にフォーカスが置かれます。だからこそ、出発前のワクワクドキドキの状態の彼らのモチベーションをどこまで高めてあげられるかが大事。
「今出発した方がいいよ」なんて言うつもりはまったくありませんが、将来の来るべきときに備えて「今からやってやるぞ」という気になりたい方、お待ちしています。
Naoki