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ネイティブと話すとなぜ英語が上達するのか?

語学力をつける最も効果的な方法のひとつは、ネイティブと会話をすることでしょう。

もちろん他にもいろいろな要素が絡んできますが、ネイティブとの会話がいかに重要かを感覚や経験で知っていらっしゃる方も多いかと思います。

先日、久しぶりにネイティブの方とお話をする機会がありました。オーストラリア シドニーからはるばるやって来たSさん、やはりオージーの英語というのは聞き取りにくい。それでも最後の方はだいぶ慣れてきて、これを毎日続けられる環境だったらもっと英語が上達するのになぁなんて思いました。

そこで、なぜネイティブと会話をすると英語が伸びるのかなと、ふと考えて気が付いたことがあります。

当たり前だろと思われるかもしれないのですが、自分的に発見だったので許してください。

それはずばり、ネイティブが使う単語や言い回しを実際の会話の中で聞いて知ることができ、自分で使うことができるからなのではないかと。

今まで習ったことのある単語や文法の中には、忘れているものが山ほどありますよね。忘れていると一口に言っても、「完全に忘れているもの」「聞いたら思い出すもの」「ど忘れしているもの」があると思います。

ネイティブと実際に話をすると、この「聞いたら思い出すもの」「ど忘れしているもの」が出てきたときに、「あれ、なんか聞いたことある」と記憶が呼び戻されたり、あるいは即座に理解してしまうでしょう。

もうひとつ付け加えると、ネイティブの口から発された言葉って信憑性がありますよね。つまり、ネイティブが実際に会話で使う表現だということが、その時点で証明されるわけです。習った表現が実際にリアルな会話で使われるものなんだ、というある意味の発見を通して、自信を持って自分でも使ってみることができます。

実際、オージーの彼が使った表現の中には、自分がすでによく知っている単語だけれども、ひとりでには出てこない、というものがいくつもありました。

でもすでによく知っているからこそ、彼がそれを発した段階で意味を理解できるし、次に自分が話すときにも自信を持って自分の言葉として使うことができます。

①単語や文法を知識として頭に入れる
②実際にそれが運用される場面に身を置く
③それを真似して使ってみる


これが英語が伸びる仕組みなのだろうと思います。だとすれば、やっぱりこの①の段階でどれだけ頭に引き出しを作っておくかが英語の伸び率に関わってくるのは明白でしょう。

ということで、みなさん、英語ができるようになりたかったら、コツコツ勉強しましょう。



Naoki