カナダの州の名前の由来シリーズ第2弾!
前回の「カナダの州の名前の由来、知ってますか?〜考えたこともないでしょう〜②」では、全13州のうちブリティッシュコロンビア州・アルバータ州・サスカチュワン州・マニトバ州・オンタリオ州の5つの州について、その名前の由来をご紹介しました。
ちなみに全然関係ないですが、アメリカ合衆国って公用語がないんですって。
では、今回も5州を取り上げます。Here we go!
「ケベック」とは、インディアン語で”川が狭くなったところ”の意味。州の中心を流れるセントローレンス川が、ここで川幅がぐっと狭くなっていることに由来しているのでしょう。
(引用:北海道カナダ協会)
カナダの歴史はここケベック州にある大きな川、セントローレンス川エリアをフランス人探検家が開拓したことから始まっています。実はカナダで一番歴史的に重要な地域なのです。
quebecというスペルの「que」という部分、ここは英語読みだと「クェ」と読みたくなりますよね。questionも「クェスチョン」だし。だけど、フランス語が第一言語の州とあって、そこはフランス語読みが採用されて「ケ」となります。questionはフランス語にもありますが、「ケスチョン」と読みますから。
ニューブランズウィックとは英語で「新たなブラウンシュヴァイク」を意味する。
(引用:Wikipedia「ニューブランズウィック州」)
いやいや、ブラウンシュヴァイクがなんなの、そこが知りたい。
州の名は、同州が1784年、ノヴァ・スコシア州から分離した時の英国王ジョージ三世の出身が、ドイツのブランシュヴァイク家であったことに由来しています。
(引用:北海道カナダ協会)
ということのようです。ドイツ由来の地名まで出てきてしまったか、、、
ロブスターが有名で、巨大ロブスターが降臨してしまっているニューブランズウィック
州名はラテン語で「新たなるスコットランド人の国(New Scotland)」を意味する。
(引用:Wikipedia「ノヴァスコシア州」)
1798年、ジョージ3世の第4王子で当時ハリファックス駐在の英軍を指揮していたケント公エドワードにちなんで、プリンス・エドワード島と改称された
(引用:Wikipedia「プリンスエドワードアイランド州」)
「ニューファンドランド」という名前は、ラテン語の「テラ・ノヴァ Terra Nova」という古称にちなむ。
(引用:Wikipedia「ニューファンドランド島」)
Newfoundlandは英語で「新しく見つかった土地」です。中心都市セントジョンズは英語圏の都市の中でも最古の都市のひとつとして数えられます。周辺には未開拓の地も多いのだとか。
犬好きの方はご存知かもしれませんが、ニューファンドランド犬はここニューファンドランド出身。
ちなみにラブラドールレトリーバーの「ラブラドール」もこの地域の名前が由来となっているそう。「レトリーバー」は英語のretriever(獲物を回収(retrieve)する犬)から。もともと狩猟犬だったんですね。
次回は残りの3州の地名の由来をご紹介します。
Naoki