カナダワーホリ記録～第一話「いざバンクーバーへ！」

大学卒業して新卒で勤めてた会社を退職して行くことを決めたワーキングホリデー

2004年秋出発

いざワーキングホリデーへ！行先はカナダ。そしてカナダのどこの都市へ？ってなった際に出てきたのが「トロント」でした。気持ち的にもトロントへって思ってたら、2004年当時、世界の一部の国で流行してたのがSARSウィルス。

そしてそれがトロントで流行してたって事を知ったのはこのワーホリの件があってから。ちょっと怖いかなと思いつつ、かと言ってカナダ行き自体は止めるつもりはなかったので、行先を東のトロント⇒西のバンクーバーへ切り替えて行くことにしました。

 

2004年10月2日出発へ！

札幌からバンクーバー行きの直行便はないので成田空港経由。なので10月1日の夜に東京に住んでる弟の家へ移動しました。

そして2004年10月2日バンクーバーへ出発の朝でした。

今でも鮮明に覚えてますが、この日、当時大リーグ　シアトルマリナーズに所属してたイチロー選手がシーズン最多安打記録を作った日でもありました。午前中の生中継を観て記録更新のシーンで胸が熱くなり、軽く興奮した状態で東京の弟宅から成田空港へ向かいました。

空港までは20歳の夏休みにアメリカ西海岸へ短期留学した際ホームステイ先で出会った、ソウルメイトな存在T君が東京に住んでおり、空港まで送ってくれました。

 

この日が来るのを心の底から楽しみにしていました。不安など一切なく。ところがT君とお別れして

夕方成田空港出発ロビーから外を眺めたとき、急に「次にこの日本の地を歩くのは1年後か。。。」と謎の恐怖に襲われました。あの時の感覚っていうのか今でもはっきり覚えてます。

 

そしてそんな想いを抱きながらいざ飛行機へ、機内食を食べた後に成田空港で購入したビジネス本を読んでると、集中して読んでるうちに自然と搭乗前に抱いた謎の恐怖は消えていきました。そして読み終えたときには「さあ、これから1年後悔ないように過ごすんだ」って想いに変わってました。

 

そんなこんなで2004年10月2日カナダ西の玄関口と言われるバンクーバー国際空港に到着しました。最初はホームステイ滞在することが決まっており、空港送迎の方が迎えに来ており、車に乗り込みいざホームステイへ。

1年のバンクーバー生活の始まりでした