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カナダの世界遺産で自然の神秘に包まれる

カナダには2023年7月現在で、合計20の世界遺産があるんだそうです
日本の世界遺産もろくに把握していないこの私が、カナダの世界遺産をご紹介することにいたしましょう

でっかい森とでっかい氷河

カナダの自然はとにかくそのスケールの大きさがウリ

22年ほど前、夜行バスで山道を12時間ひた走るという地獄のようなイベントを経て翌朝、車内のカーテンを開けて目に飛び込んできたロッキー山脈の絶景を見たときにはその破格のスケール感に震えたことを今でも覚えています

中でも今回ご紹介する世界遺産は格別です



ユーコン準州のクルアーニー国立公園
ブリティッシュ・コロンビア州のタッチェンシニー-アルセク州立自然公園
アメリカ・アラスカ州のランゲル-セント・イライアス国立公園保護区とグレーシャー・ベイ国立公園

合計4つの自然公園で構成されるこの世界遺産は、

「クルアーニー、ランゲル-セント・イライアス、グレーシャー・ベイ、タッチェンシニー-アルセク」

と呼ばれています

長いので「でか森」と呼ぶことにします

「でか森」のすごいところ

「でか森」のすごいところはその広大なツンドラ森林地帯と、南極・北極に次ぐ大氷河地帯

ユーコン準州のクルアーニー国立公園にはカナダ最高峰のローガン山(標高5,959m!)をはじめ5,000m級の山が連なっていて迫力満点

日本一標高の高い富士山は、3,776mですからやっぱりちょっと格が違うか、、、



ハイキングコース、トレッキングコースが整備された公園内にはトナカイやグリズリー、アザラシ、ラッコ、コヨーテなどなど、ツンドラ地帯ならではの珍しい野生動物が生息しているので、動物好きな人にももちろんお勧め



ブリティッシュ・コロンビア州のタッチェンシニー-アルセク州立自然公園も高い山に囲まれていますが、徒歩や車でのアクセスは困難なので、ラフティングなどで川から訪れるか、小型飛行機で遊覧飛行をして楽しむかのどちらかになります


氷河は9月以降の冬

氷河は寒くなってから見るのが一番なので、9月以降ですね

そう、もうカナダの北部になると9月でも寒いわけです

恥ずかしながら自分はこんなに北の方まで行ったことないんですが、ツンドラ地帯なので寒いに決まってますよね



クルアーニー国立公園にほど近いホワイトホース(オーロラのツアーで有名)の平均気温を見てみると、10月ですでに最高気温5℃、1月は最高−13℃で最低−22℃

え、平均ですよ?

というわけで、しっかり防寒対策をして絶景を楽しんでいただきたいものです

せっかくカナダに行くんなら、ちょっと無理してでも北の方に足をのばしてみてほしいです
自分はオーロラすら見に行ってないので後悔してます



というわけで、カナダ(とアメリカ)の世界遺産「クルアーニー、ランゲル-セント・イライアス、グレーシャー・ベイ、タッチェンシニー-アルセク」のご紹介でした

Naoki