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魅力的な雰囲気が漂う街「モントリオール」の見所スポット

札幌でもようやく猛暑日が続き、本格的な(短い)夏となりました。
建物の中はクーラーも効いていて過ごしやすいですが、やはり外に出て日差しに当たると暑いですね。
立っているだけでも汗が垂れてくるほどです。

さて、ちょうど1ヶ月前にカナダ出張でケベック州のモントリオールに入りましたが、モントリオールの暑さはこんなもんじゃなかった気がします。
ちょうど今の日本と同じように「Heat Alert」(ヒートアラート、高温注意報)が出ていたし、死者も出ていたほどです。
体感温度は40度に達していたとニュースでやっていたので、今の札幌より暑かったと思います。

そんな酷暑の中、体を張ってモントリオールの街中を回ってきました。

モントリオールは街の雰囲気が、他のカナダ国内の都市とはちょっと違います。

例えば、石畳にレンガ造りの建物が並ぶオールドポート地区は必見スポットです。
市内でも特にフランス文化が色濃く残る地区として多くの観光客で賑わいます。
レストランも数多くあるため、ここで仕事探しをするワーホリの方も多いようです。


もちろん、ダウンタウン(中心部)には現代的な風景もあります。
建物によっては外観がモダンでも屋内に入るとレンガの壁が残っていたりします。
古き良きは残すというのがモントリオールのルールなのです。



また、中心部ど真ん中にはMont Royal(モン・ロワイヤル)という山がそびえ立ちます。
モントリオールを一望できる夜景スポットとして人気です。



また、モントリオールの観光名所として大変有名なのが「ノートルダム大聖堂」
きらびやかなステンドグラスと荘厳な雰囲気で訪れる人々を魅了します。
街にはいたるところに教会があり、静けさや癒しを求めて通う人もいるくらいです。



現地の人々が揃って口にするのは「モントリオールは夏に来るべし!」

夏には様々な野外イベントが催されます。
中でも「Montreal Jazz Festival」は世界有数のジャズフェスタ。
モントリオールが一番盛り上がるシーズンです。



真夏のシーズンのイベントといえば、他には「モントリオール国際花火大会」、「ケベックデー」があります。

モントリオール国際花火大会は、7月〜8月にかけての期間中に週に2日ほどのペースで花火が打ち上げられます。
この花火ですが、毎回様々な国の花火師が独自の花火を仕掛けるため、いろんな個性ある花火を楽しめるイベントとして大変人気があります。

ケベックデーというのは毎年6月24日にあるのですが、要はケベック州民のためのお祝いイベントです。ちょうど出張の1週間前だったので見ることはできませんでしたが、おそらくモントリオールでもダントツの盛り上がりを見せる日です。
翌週の7月1日がカナダデー(カナダの建国記念日)で、本来であればこの日が1年で一番盛り上がるべき日なんですが。

ケベック州はカナダからの独立意識が強いため、前週のケベックデーで大はしゃぎして、カナダデーはおとなしいというのが一般的だそうです。
7月1日はお祝いせずにお引越しをする人がかなり多い、という話をいろんな人から聞きます。
要は「カナダデーなんか興味ないぜ」ってことなのでしょう。


とはいっても、カナダデー当日の夜は多くの人で賑わっていました。


カナダデー当日の花火の様子。この花火は10分で終了しました。
日本人の僕には10分で終わる花火をわざわざやる意味があるのかどうか、疑問です…。

カナダ国内ではちょっと違った雰囲気が漂うモントリオールは観光にはもちろん、短期留学、長期留学にもオススメの都市です。

 

Naoki