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カウンセリングを通して気がついたこと。

こんにちは、Naokiです。北海道留学センターに入社してから早1ヶ月半。この間にも多くの学生・社会人の方が当社にカウンセリングを受けに来られました。インターネットが普及しているこの時代。留学をしてみようかな、と思い立ったらある程度のことはネットでリサーチできますが、情報が自分に当てはまるとは限らない。そんなときに頼ってほしいのが、僕たちのような留学エージェントと呼ばれる、いわゆる留学のプロです。そしてお問い合わせをいただくと、まず真っ先にすることが、このカウンセリングとなります。

先日、代表の東出とある大学生Tさんのカウンセリングの様子を見ていて興味深いことがありました。

カウンセリングでは、その方がどんな想いを持って留学を検討されているかを把握したいので、こちらから様々な質問をして答えていただきます。そして最も適当な語学学校の紹介や、それに伴う費用のお話なんかをしていくんですね。

ところがTさんは何を聞いても、しばらく黙り込み、やっと答えてくれたと思ったら、どこか曖昧。はじめはシャイな性格がそうさせているのかなと思ったりもしたのですが、よくよく話を聞いてみると、「こんなに詳しくいろいろ聞かれるとは思っていなかった」とぽつり。要は、考えがまとまっていなかったので答えに困っていたということなんです。

なるほど、と思いました。カウンセリングというのはどういう趣旨で存在していて、どんなことを質問し、どこまで話が進んでいくのか、業務として日常的に行なっている僕たちカウンセラーにとっては、すべてが当たり前です。でも生徒さんからすれば、カウンセリングを受けに留学エージェントに話を聞きにいくということ自体が、ある種の決意でもあるわけです。「何を聞かれるんだろう」「答えられなかったらどうしよう」「怖い人だったらどうしよう」(←これは心配しないでください)などと考えてしまうのは無理もないことなのかなと、この時思ったのです。

はじめはどうなるかと思った今回のTさんとのカウンセリング。東出からは都市と語学学校の提案をさせていただき、改めて検討していただくようお願いして終了しました。自分が思い描く理想と、実際に生徒を現地に送り出したプロだからこそ経験している現実とのすり合わせ。理想を否定するのではなく、実現するためにどうすればいいのかを導いていく。留学を決めた方はこの作業を通して少しでも理想に近い環境を整えていけるようにします。

英語のレベルが今どのくらいで、留学を通してどこまで伸ばしたいか?身に付けた英語を将来どのようなかたちで活かしたいか?現地でやってみたいこと、行ってみたい場所は?そんな単純なことで構いません。留学を意識しているということには理由があるはず。まずはその想いから、僕らと共有し、実現していきましょう!