知っておくと便利!単位の読み方・意味
カナダに行ったとき、そういえばすごく困ったことを思い出しました。
それが、ものの単位。
長さや重さの表記が日本と違うので困り果てました。
日々の生活に関わるものではあるのですが、どれもこれも見慣れない記号ばかりで、なかなか自分で調べようという気にはなりませんでした。
今でもよくわかっていません、、、
ということで、バンクーバー 現地情報サイト「LIFE Vancouver」やWikipediaを参考に、勉強も兼ねて代表的なものをご紹介していきたいと思います。
長さ「インチ/フィート」
日本だとセンチメートルやメートルで表す「長さ」は、カナダでは
インチ(inch)や
フィート(feet)/フット(foot)が用いられることが多いです。
テレビ画面や携帯の大きさのことなど日本でもインチを使うことはありますが、インチで言われてもピンと来ない人の方が多いのではないでしょうか。
inchの語源は、ラテン語で「12分の1」を意味するunciaだそうです。フィート(feet)の12分の1のサイズであることから、そのような語源を持つとのこと。
そのフィート(feet)は「足」という意味があります。文字通り、足の長さを1フィートと言っていた歴史的背景があります。正確には、0.3048mあるいは30.48cmと定められています。昔のヨーロッパの人の足って30cmが平均だったのかなあ。
インチ(inch)はフィート(feet)の12分の1ですから、約2.5cmあるいは25mm(公式には25.4mm)です。
インチとフィートの表記は、それぞれ「in.」「ft.」か「"」「'」のどちらかです。
5'8"(5フィート8インチ)→ 152.4cm+20.32cm=172.72cm(だいたい僕の身長です、ほんとはもう少し高い)
inch(インチ) → 25.4mmで「"」と表記される
feet(フィート) → 30.48cmで「'」と表記される
重さ「オンス/ポンド」
重さは
オンス(ounce)や
ポンド(pound)で表現します。
オンス<ポンドで、オンスは「oz.」、ポンドは「lb.」と表記されています。
「oz.」←これをみると昔流行った「orz」という顔文字(というか体文字?)を思い出します。ジェネレーションですかね、世代が違うとわかってもらえなさそう。
ポンドが「lb.」という表記になるのが不思議ですが、1ポンドを古代ローマでは「リブラ(libra)」と表現していた名残からきているみたいです。(だいぶはしょりましたので詳しく知りたい方は
Wikipediaへgo!)
ちなみに「lb.」はポンドと読んで大丈夫。(発音は「パウンド」ですが)
1ポンドは450g、1オンスが28.34gです。
料理のレシピサイト「bon appétit」でカルボナーラの作り方を調べてみます。
Cook
1 lb. pasta in boiling water
「沸騰したお湯で1ポンド(450g)のパスタを茹でます」
Finely grate
2 oz. cheese and set aside one-quarter of cheese for later.
「2オンス(約56g」のチーズを細かくすりおろし、後で使う用に4分の1はとっておきます」
こんな感じで料理のレシピにはよく出てきますので、料理好きな人は覚えておいた方がよいですね!
ounce(オンス) → 28.34gで「oz.」と表記される
pound(ポンド) → 450gで「lb.」と表記される
液体「オンス/パイント」
またオンスかよ、、と思っちゃいますよね。パイントはビールのパイントで馴染みのある人も多いと思うので、なんとなくイメージできそう。
オンス(ounce)は28.41ml、パイント(pint)は568mlで、「oz.」「pt.」と表記します。
基本的にはリットルが使われるみたいですが、液体の商品の内容量とかはオンスをよく見る気がします。
こちらのL'OREALの化粧水の内容量は8.5 fl. oz.(251ml)。アルコールフリーなので敏感肌の方も安心!
「oz.」の前の「fl.」は「fluid(液量)」のことで、重さのオンスとの区別のためについています。
ounce(オンス) → 28.41mlで「oz.」と表記される
pound(ポンド) → 568mlで「pt.」と表記される
まとめ
以上、いろいろな単位のお話でした。
知らなくても生きてはいけますが、知っていると便利な単位の記号と意味。日本人留学生でここを押さえている人あんまりいないと思うので、事前に把握しておけばヒーローになれるかも!
Naoki