こんにちは、カナダ留学担当カウンセラーのNAOKIです。
先日は、北海道留学センターの新年会を開催し、10名以上の方にお越しいただきました。
これから留学をする方とすでに留学から帰国した方が集まり、各テーブルで思い思いに歓談し大盛況のうちに終わりました。
僕も混ぜてもらっていろんなお話をしました。とても明るく元気で積極的な性格のSさん。そんな彼女でも、これから留学するにあたって不安や悩みが多いようでした。そこで声をかけるのが、留学を経験した帰国組。「留学前は誰しも不安を覚えるけれど、きっと楽しい留学になるよ」「現地で生活が始まったら期間が短すぎてビザを延長したいと思うようになるよ」と力強い声援を受けたSさんの表情からは不安の色が消え、これからの留学への期待に胸を膨らませたように見えました。最後は北海道留学センター交流会では恒例(?)のLINE交換会。「留学」を通じて新たな出会いをしている様子は、とても微笑ましいものです。
さて、僕は今回の新年会である発見をしました。それは、留学を決断して実行に移すことで、人生において価値のある問題や悩みに直面しまくるということです。
きっかけは、帰国組のKさんのこんな発言でした。
「これからどうしようか本当に悩んでいる」
僕はこの言葉にすごく共感しました。自分も留学から帰国して就活をする時期に、これからどうしようとすごく考えたし、カウンセラーとなった今でもこの先のことを考えます。
思えば、留学を決断することで生じる悩みや問題は数知れません。
「上司になんと言って会社を辞めようか」「親をどう説得しよう」「周りにどう見られ、それに対してどう反応したいいのだろう」
出発前は、こうしたことで悩むことになると思います。また、留学中だってもちろん悩みます。
「自分の英語が全然伸びない」「相手の言っていることが全然わからない」「この英語力で仕事が見つかるのだろうか」「ホームシックになってしまい帰りたくて仕方ない」
そして帰国すると、「1年大学を休んでワーホリ留学したことを就活で生かせるのだろうか」「社会人留学したことを認めてくれる会社はあるだろうか」「この先どうやって生きていくべきなのだろう」
例を挙げればキリがないほど、悩みがつきません。でも、こういう悩みってすごく価値のある悩みだと僕は思います。なぜかというと、自分を見つめ直す良い機会になっているからです。要するに、周りに流されて考えることをしない、ということがないのです。周りと違った生き方になるのですから当然ですよね。「留学」をするというある種特殊な決断が、自分の人生の目的/目標について熟考する機会となり、次々と生じる問題に対処しながら成長できる機会となるのです。
そんなことをこの新年会で気付かされました。今回のような交流会は、生徒さんの様々な表情を見られる場であると同時に、思ってもいなかった気づきを与えてくれる場でもあります。これからも北海道留学センターでは、出発組と帰国組の交流会、帰国組だけの交流会、出発組だけの決起交流会を通して、人と人のつながりを大切にするエージェントであり続けたいと思っています。
新年会に参加してくれたみなさん、どうもありがとうございました。そして、これからも末長くよろしくお願いします。