だからこそ留学にはカウンセリングがある
僕は漫画・アニメに疎いんですけど、最近ひょんなことからHUNTER×HUNTERにハマっています。
で、見ながら思ったんですけど、ゴンも目標設定してるんですよね。
ゴンも目標設定してる。
きっとどの人気漫画・アニメ、ドラマもそうだと思うんですが、主人公は必ず目標設定してるんです。
それも、2種類。
2種類の目標設定をしています。
長期目標と短期目標です。
ゴンの目標
主人公のゴンの長期目標は「ハンターになって父親に会う」です。
それを実現するために「ハンター試験に合格する」とか「天空闘技場で1番になる」といった短期的な目標を設定して努力していきます。
ひとつひとつの目標を達成していくうちに、どんどん強くなっていくんですが
この短期目標が鍵だなと思っていて。
ゴンの短期目標は常に「期限と客観性がある」んです。
「ハンター試験に合格する」もそうです。
ハンター試験は試験日が決まっているから期限が設定されている。
そして合格か不合格かは客観的な指標です。
長期目標しかない人の留学は失敗する
これって留学も一緒だなーと思うわけです。
「一度海外で生活してみたかった」「英語が話せるようになりたい」「異文化の価値観を学びたい」「世界中に友達を作りたい」
こうした漠然とした願望は、おそらく留学を考える誰もが最初に抱くものです。
でも、これって短期目標としてどれもあまりよろしくないと思いませんか。
たとえば「英語が話せるようになりたい」って言うけど、「話せる」ってどのレベル?ってなりますよね。
単語つなぎあわせてなんとか言いたいことが伝わればいいのか、哲学的な議論(恋愛とはなにか、とかですね、、、)をネイティブと対等にしたいのか、自分のやりたい仕事で英語が必要だから仕事がこなせるレベルを目指すのか
そこまで考えないと、ただ「話せる」だけではあまりにも主観的です。
で、それいつまでに達成したいの?という問題もあります。
仕事で必要だから1年以内、っていうならかなり具体的ですけど、たいていの人はそうじゃない。
このように期限や客観性のない漠然とした目標しか持てていないと、留学は必ずと言っていいほど失敗します。
踏ん張れない
どうして漠然とした目標しかないと留学が失敗してしまうのか。
それは、目標が定まっていないと踏ん張れないからです。
これも多くの人がイメージできていないことなんですが、留学ってきついですよ?
精神的にやられる場面が何度も訪れます。
当たり前です。
言葉がうまく伝わらないという言語の問題、遅刻はしてはいけないものという時間に対する感覚、好きな人にこうするのは当たり前という恋愛観
そのすべてが自分の常識と絶妙にずれた環境で暮らしていくんですから。
頭がおかしくなるに決まっています。
そんなとき、目標がきちんと見えていない人は、たとえば日本人同士でいるという逃げの選択をします。
言葉が通じて価値観も似ていることが、こんなにありがたいことなのかと感じるのも留学ならではのことですからね。
だけど、期限も客観性も定まった目標を持っている人はどうでしょう。
「IELTS 6.0を帰国までに取得し、帰国後にTOEIC 900とって〇〇に就職する」とか「カフェ英語コースでバリスタの知識と技術を学んで現地のカフェで働く」などと決めて留学した人は、途中で苦しいことがあっても、「あーなんかしんどい」って思っても、耐えることができるはず。
目標が具体的だから、目標値に対して現在の自分の居場所が明確ですからね。
もちろん、達成したら次の目標設定をすることが不可欠です。
だからこそ留学にはカウンセリングがある
とはいうもののですね、こういうことって行かないとわからないものなんですよ。
行く前にそこまで考えるなんてことは普通はできない。
そこで、僕らのような留学のカウンセラーという仕事があるわけです。
みなさんよりひと足先に海外での生活を経験している僕らのような人間が、
「こう思ってるでしょ?でも実際はこうだよああだよ」と言いながら、僕らと同じ轍を踏まないためのアドバイスをするんです。
ビザの手続きとか、これだけは持ってけ的なアドバイスももちろんするんですが
それ以上に、みなさんに充実した留学生活を送ってもらうための指南をするのが僕らの仕事です。
そのためには、多少きついこと、言われてムッとするようなことも言うと思います。
留学は皆さんの人生の貴重な時間を割いてするものです。
どうか、悔いのない、消化不良で終わらない充実した留学生活を送ってください。
イメージがわかなければ、一度相談に来てください。
待ってます。
Naoki