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日本の小中学校な奇妙な風習

どの国、民族にも独自の文化というものがありますが、いわゆる「自国の文化」というのは自分たちにとっては当然の常識の文化です。

その常識が常識でないことに気付かされるのも留学の醍醐味であるといえます。

Discover Walks という観光情報サイトに掲載されていた日本の小中学校の変わった風習をご紹介します。

① 生徒が教室の外に出されることはない

「日本以外の国では悪い行いをした生徒を教室の外につまみ出すのは当然だけど、日本ではそれは憲法で禁止されている」

実際には「出ていけ!」と言われたから外に出ていくっていうのは少なくとも僕が小中学生のときにはあったと思うんですが、たしかに憲法では教育の義務が保証されているのでダメっちゃダメなんですかね。


② 給食

「日本ではお昼ご飯は生徒同士はもちろん先生も同じものを食べる」

これはたしかに言われてみればおかしな話ですね。
とにかく協調生を重んじる日本社会では給食文化は特に変じゃないですが、
「全員が同じものを食べなきゃならない」とか「牛乳しか飲めない」とかツッコミどころ満載です。


③ 全員進級する

日本の小中学校が義務教育であることを象徴するのがこれかもしれません。
どんなにテストの点数が悪くても素行が悪くても、小学校を卒業できないってことはありません。

アメリカやフィリピンでは、成績が悪かったら前の学年に戻されることがあるみたいですね。


④ 生徒が掃除する

生徒が自分たちで掃除するというのも、不思議な文化のひとつのようです。
「うわ〜今日掃除当番じゃん、、、」というあの憂鬱な気持ちを抱くのは日本人だけのようですね。

外国の学校は用務員さんが掃除してくれるんだそう。
日本の小中学校にもたしか用務員さんっていたと思いますが、教室までは掃除してくれないですよね。


⑤ 長期休暇中に宿題が出る

これは日本で生まれ育った人であれば誰もが当たり前だと認識していると思います。
夏休みに大量に宿題が出されることについて、「なんで休みなのに勉強しなきゃなんねーんだよ」って思ったことのある人は1人や2人じゃないはず。
そうやって文句を言ったところで宿題がなくなることはないので、最終的にはそれに意義を唱えることもなくなるんですけどね。

「夏休み=休み」
「学生にとっての仕事=勉強」

この2つが真だとするならば、「夏休みに宿題をする」のは立派なハラスメントですね。



日本人が当然だと思っていることにこそ、外国人は興味を持ったりします。
語学学校の授業では、お互いの文化を紹介し合う場面もあったりするでしょうから、そんなときのヒントになればななんておもいます。

Naoki