カテゴリー:Naoki

迷ったらやってみる

こんにちは、カナダ留学担当のNAOKIです。

先日、ある生徒さんと話していて思わず考えてしまうことがありました。

その方は、「自分がワーホリに求めることが『ワーホリのイメージ』に合わない」と悩んでいました。その方のワーホリのイメージは、こんな感じです。

「ワーホリって、履歴書何枚も配って自分で仕事必死に見つけて、貯まったお金でいろんなところを旅して、旅先で出会った人たちと仲良くなって、パーティして…」

たしかにワーホリする人って、とてもアクティブな人が多い気がします。この生徒さんは、自分はそんなにアクティブな人間ではないし、そうなりたいとも思っていないから、ワーホリに向いていないのではないか、と考えていたんですね。

これは賛否両論ありそうです。「いつまでもそんな殻に閉じこもってたら留学に行ったって変わらないよ」という声も聞こえてきそう。その一方で「何を求めるかは人それぞれだから、やりたいと思ったことをやればいい、形にとらわれない方がいい」という意見もありそうです。というか、僕はどちらかというと、後者です。が、この文章も悩みながら書いているくらいです。考えがまとまっていないまま書き出してしまいました。

僕自身、海外での生活を通していろんなことにチャレンジしてきましたが、行ってみてわかる気付きというか、行動して初めて自分はこんな人間なんだって気づくことがあります。たとえば、僕はパーティというのが苦手です。大人数でわいわい騒ぐのがどうもしっくり来ず、そういう場にいると全然社交的でなくなってしまうんです。それに気づいたのは、僕がワーホリでカナダにいたときです。周りの南米やヨーロッパの友達が、みんなパーティとかダンスとか好きだったので、自分もなんとなくついていっていました。が、なんか馴染めない。何回か彼らと行動しているうちにダンスやパーティが自分の好みではないことに気づいたんです。それからというもの、自分と同じようにあまりパーティ好きではないカナディアンの友人と一緒にいることが増え、仲を深めることができました。



何が言いたいかというと、考えるより先に一歩踏み出してみてはどうかなと思うわけです。もちろん個人個人の状況がありますから、その辺は考慮しなきゃいけないですけどね。やってみたら、想像もしていなかった結果が待っていて、それはそれで楽しかったりもします。

冒頭の生徒さんの話に戻ると、ワーホリが向いていないと思うなら学生ビザで留学するというのもありだし、思い切ってワーホリしてみちゃうというのもありです。その方は昔から海外に出てみたいという夢を持っていたようなので、夢を夢で終わらせることだけないようにしていただければ、かたちはどうあってもいいと思います。それができたら苦労しないよって言われたらそこまでなんですが…。

一歩踏み出せずに迷っている方、ご相談に乗ります。もしかしたら留学することが解決にはならないかもしれません。その人がベストと思える選択ができるように、バックアップいたします。