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フォトジェニックな絶景「アブラハム湖」

カナダといえば広大な自然が魅力の国。

ナイアガラの滝、カナディアンロッキー、メープルストリートなどなど、数え上げればキリがないほど多くの絶景スポットがあります。

僕自身、カナディアン ロッキーの麓に住んでいたことがありますが、「あのとき知っていれば絶対行ってたのに、、、」と思う場所があります。

それが

アブラハム湖(Lake Abraham)

です。

水中を漂うクラゲのごとし

アブラハム湖のことをどうして知らなかったんだろう、ととても不思議な気持ちです。

ご覧ください、この幻想的な湖面を。



湖の中に見える白い気泡のようなものはアイスバブルと呼ばれます。

湖の底に沈んだ動物や植物の死骸などが微生物によって分解されると、メタンガスが発生します。それが気泡となって湖面に浮かびあがる途中に、白く凍ったものがアイスバブル。

湖が完全に凍っていて、かつ氷が分厚く、湖面に積雪がないなど、厳しい条件をクリアしたときにだけ見ることのできる貴重な現象なのです。

北海道でも糠平湖で見ることができるそうですが、ここアブラハム湖はアイスバブル鑑賞の地として最も適した場所として知られています。


実は人工の湖です

カナダの大自然の素晴らしさをアピールしてきましたが、実はこの湖は1972年に人の手によって作られた人工湖。

19世紀にこの辺りに住んでいたネイティブアメリカン(先住民族)のサイラス・エイブラハム(Silas Abraham)さんの名前から文字っているようです。


アブラハム湖はココ!

カナディアンロッキーといえばの観光地であるバンフ(Banff)とジャスパー(Jasper)のちょうど間にあります。

この辺はもう車で行くしか方法がありませんので、レンタカーですね。



周辺の大都市だとカルガリーになるので、観光で行く場合はカルガリーまで飛行機で行って、レンタカーでドライブを楽しむというのが一番かと思います。

カナダの景色はとにかくスケールが大きく、車での移動中もハッと息を呑むような絶景に囲まれっぱなし。



この写真は夏のアブラハム湖とカナディアンロッキー。アイスバブルはもちろん冬にしか見ることができませんが、夏のドライブもまたいいんですよねえ。

カナダには真夏の大自然も真冬の大自然もしっかり存在しますので、どっちも同じくらい満喫したい方にはカナダがお勧め!そして真冬の楽しみ方のひとつとして、アブラハム湖へのロードトリップをご提案します。

Naoki