留学・ワーホリに行く人が、英語力を伸ばすために通う場所。それが「語学学校」です。
「語学学校に行くから英語ができるようになるだろう」
「留学をしたら、英語がペラペラになれるだろう」
皆さんそのように思ったことないですか?
では、あなたが高校生だった頃を思い出してみてください。
高校に行くだけで、行きたい大学にいけるだけの学力を手に入れることができましたか?
そのような人がいたら、うらやましすぎて涙が出ます(笑)
ほとんどの成功している人の裏には、学びに対する努力があるはずです。
それなのに、なぜか語学学校には、「語学学校に行くと英語力が上達する」という幻想を抱いてしまう人が少なくありません。
語学学校は「英語を学ぶ」場所であって、「英語が上達する」場所ではないのです。
つまり、ただ通うだけだと英語力は伸びないということです。
では、語学学校で、英語を伸ばすために一番大切なことは何だ思いますか?
覚えている英単語の量?英語の文法力?授業の復習?勉強の習慣?
もちろんこれらもすごく大切なことですが、私が一番大切だと感じたのは「積極性」です。
私自身も、語学学校に通い始めてまだ慣れていない頃は、積極性がありませんでした。
授業中のことでいくつか例をあげると
・語学学校の先生がクラス全体に質問したとき、誰かが答えるのを待ってしまう
・5人ぐらいでグループディスカッションをするとき、そこまで意見を出さない
・わからなくても、あとで復習しようと考え、質問をしない
「間違えていたらどうしよう」「変な英語を使ってしまったらどうしよう」と間違いを恐れて、かなり受け身になっていました。
しかしそんな受け身の私をよそに、授業はどんどん進んでいきます。
先生も、積極性のある学生とばかり話します。
特に南米の学生は、英語をペラペラ話していました。
・先生からの質問に「我こそが!」と答えようとする
・いつも話の中心にいる
・自分がわからないと授業を止めてまで、自分がわかるまで質問をする
私の真逆ですよね!「そんなに英語できてすごいな~」と思いました。
しかし、数日経つと…
「いや、話している英語文法は、結構間違っているし、発音も時々間違っている!!」
「もしかしたら、私のほうが、英文法や英単語を知っているのでは!!」
なんてことに気付きました(笑)
それと同時に、彼らの「間違いを恐れない姿勢」に感銘を受けました。
それは私にないものだと。
私が通っていた語学学校には、南米の学生が多く、私もたくさんの南米の友達ができました。
その中のほとんどの友達が、宿題を出されてもいつもやってくるのを忘れてきます。
授業の復習を家に帰ってやっている友達なんて、ほとんどいません。
授業中のノートは取りません。
私の友達の一人は、ごみ箱から知らない人の手帳を拾って、空いているスペースを授業のメモとして使っていました(笑)
日本でいう不真面目なのかもしれませんが、そんな状況でも彼らの英語力は、伸びていきます。
語学学校の英語力が一番高いAdvanceクラスにいる学生も、南米の人が多いです。
その理由は、彼らの「積極性」にあるのではないのかと思うのです。
そんな彼らに影響されて、失敗なんて恐れずに何でも積極的にやろうと心に決め、行動するようになりました。
その結果、語学学校で英語力だけでなく、「積極性」の大切さを学び、その学びが英語力向上につながったと実感しました。
今回のブログでは、「積極性の大切さ」について書いたので
次回のブログで、「積極性をもって、どのように語学学校で過ごすと良いのか」を実体験から具体的に書きたいと思います。
Kyoka