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Me, too. が使えないときがある

「彼女欲しいなー」

「おれも」

みたいな感じで、相手の言っていることに同意することって会話では日常茶飯事ですよね。



「おれも」「私も」という表現は "Me, too." が有名ですが、ミートゥばかり連発するのはいただけません。

留学先では自分の知っている表現を乱用するのではなく、新しく学んだ表現を使ってみるという姿勢が大切です。

Me, too. が使える条件

さてさて、そもそもこの "Me, too." という表現はある条件を満たさないと厳密には使えません。

それはなにかというと

相手の言ったことが<肯定文>であること

です。

肯定文というのは、否定文じゃない文、つまり not とか never とかそういう単語が入っていない文のこと。

たとえば、

"I'm starving."「腹ペコだよ」

"I really hate him!"「あいつまじで嫌い!」

のような文を肯定文といいます。

相手がこうやってつぶやいた時には、

"Me, too. We should go to McDonald."「オレも。マック行かなきゃだな。」

"Me, too. He's so mean."「私も。あの人ってほんとに意地悪よね。」

と返せば良いわけです。


相手の否定文への同意

では、相手が<否定文>をつぶやいたときはどうでしょう?

"I don't feel like going out tonight."「私、今夜は外出する気分じゃないの。」

に対しては「私も」という意味で "Me, too." は使いません。

その代わりに、

"Me, neither."

を使います。

意味は「私もそういう気分じゃない」と相手の発言への同意であることに変わりありません。ただ使う単語を変えないといけないのです。



【相手の発言への同意】
相手の発言が肯定文 ⇒ Me, too.
相手の発言が否定文 ⇒ Me, neither.

Me, neither. がパッと出てくると、「あーこの人は慣れてるな」感が演出できることでしょう!

ぜひ使ってみてください。

Naoki