本日7月1日は我等がカナダの建国記念日「Canada Day」
カナダ全土(ケベック州は除く)が1年で一番盛り上がる日です。
そんなわけで、今日はカナダの国歌(Anthem「アンセム」)のご紹介です。
この曲が完成したのは1880年と、今から150年ほど前。というわけで昔の英語が使われたりもしていますが、適当に僕が訳をつけてみました。(ふざけているように見えるかもしれませんが国歌への冒涜ではありませんので予めご承知おきください)
O Canada! Our home and native land!
True patriot love in all thy(=your) sons command.
あーカナダさん!私たちの故郷であり祖国なのよあなたは!
国民が持っているものにはみんなモノホンのカナダへのLOVEが!カナダへのLOVEが〜!(ちょっとここどう訳していいかわかりませんでした)
・native(形)生まれながらの
日本語で「ネイティブ」というと「母国語話者」を示すことが多いですが、元々は「自然な性質を持つ」という意味です。
・patriot(名)愛国者、国を愛する人
僕は留学をしたことで、潜在的に眠っていた日本に対する愛国心を感じずにはいられなかったです。
・thy(名)汝(なんじ)の
今は使われていない古英語で「あなたの(your)」を指します。「汝」=カナダ。
・all(代)すべて(=everything, everyone)
ここでは、everythingの意味で使われています。
・command(動)〜を命じる、支配する、思いのままにする、使いこなす
ここでは「汝の子供たちが使うものすべてに真の愛国心がある」という感じでしょうか。
With glowing hearts we see thee(=you) rise,
The True North strong and free!
あったかい心であなたが繁栄するのを見守っているのよ、私たちは!
真の北国は強くて自由なの!強くて自由なの!
・glowing(形)明るい、鮮やかな
・see <人> 動詞の原形:<人>が〜するのを見る
・thee(名)thy同様、古英語で「汝」(=you)
・rise(動)上がる、昇る→成長する、興隆する
・The True North (is) strong and free:be動詞が省略されているようです
From far and wide,
O Canada, we stand on guard for thee(=you).
カナダさんや、私たちは遠くからあなたを支えています
・far(副)遠い
・wide(副)広い
・stand(動)立つ
単純に「存在している」という意味で使うこともあります。これは、sit(座る)やlie(横たわる)なども同様です。
・on guard:警戒して、用心して
God keep our land glorious and free!
O Canada, we stand on guard for thee(=you).
O Canada, we stand on guard for thee(=you).
神様、カナダをキラキラ輝く自由な国にしてくださいませ
カナダさんや、私たちはこれまでもこれからもずっとあなたを支えていきますので
よろしくお願いします
・keep O C:OをCの状態に保つ、維持する ⇒ ここでは「our land を glorious and free の状態に保ってください」という命令文(※God は呼びかけ)
・glorious(形)栄光ある、輝かしい
・free(形)自由な
国歌の解釈ってこんな適当にするものじゃないと思うのですが、とにかくカナダへの愛国心を表現した歌であることは伝わりましたよね?
とにもかくにも
Happy Canada Day!!
Happy birthday Canada!!
Naoki