これを知ればもっとカナダに興味が湧くかも？

ということで始まりました、カナダのうんちくご紹介シリーズ。

記念すべき第1回は

「カナダの州の名前の由来、知ってますか？〜考えたこともないでしょう〜Part 1」



長くなるので2週にわたってお届けいたします。

カナダには全部で13個の州がある

カナダって世界で2番目に大きな国で、日本が25個、東京ドームが2億個入ります。

そんなHOKKAIDOよりDEKKAIDOなカナダですが、日本の都道府県にあたる州（province「プロヴィンス」といいます）の数は13個しかありません。

日本と同じ感覚で47州に刻んだら、無人の州とか生まれちゃいそう。

というわけで、全13州のうち5州について、その名前の由来を発表します。

British Columbia（ブリティッシュコロンビア州）

カナダの最西端で太平洋に面しており、バンクーバーがある州です。バンクーバーがカナダの首都と思っている人が多いですが、首都はおろか、州都でもありません。BC州の州都はビクトリアです。

カナダという国は昔々フランスとイギリスが激しく領土争いを繰り広げた歴史があり、戦勝国のイギリスに由来する名前が多く散見されます。ここBC州も、

州名は1858年にイギリスのヴィクトリア女王によって命名されたもので[3]、現在のカナダとアメリカ合衆国を流れるコロンビア川に由来する。アメリカ合衆国領と区別して British Columbia（英領コロンビア）とされた。
（引用：Wikipedia「ブリティッシュコロンビア州」）

ということです。別におもしろくありませんね。

Alberta（アルバータ州）

他州に比べて税金が安く、日本人が少なめなことで、特にワーホリ層に人気のあるカルガリー がある州。カナディアンロッキーの圧倒的スケール感、煌々ときらめくエメラルドグリーンが美しい湖の数々、、、THEカナディアンな自然を肌で感じたい人向きです。

アルバータという州名は、１９０５年同州が準州から正式の州になった時に、イギリスのビクトリア女王の夫君アルバータ公に因んでつけられたものです。
（引用：北海道カナダ協会）

こちらは人の名前に因んだもの。なんだ、あまりおもしろくありませんね。

Saskatchewan（サスカチュワン州）

お、これはおもしろい由来が期待できそうです。サスカチュワン州はアルバータの隣にあって、大草原が多いイメージ（行ったことありません）

サスカチュワンの語源は、サスカチュワン川の名前から来ているが、クリー語の「ᑭᓯᐢᑳᒋᐘᓂ ᓯᐱᐩ」[3]の音から。意味は「速く流れる川」。
（引用：Wikipedia「サスカチュワン州」）

はい、英語じゃありませんでした。

そう、カナダには先住民族が多くいらっしゃるので、彼らの言語が由来になっていることも数多いのです。ちなみにクリー語は、カナダのクリー族の言葉で今でも5万人ほどが使用しているみたいです。

Manitoba（マニトバ州）

これも先住民族系なにおいがぷんぷんしますね。マニトバはサスカチュワンのさらに東にあって、この辺はもう冬は極寒なイメージ（行ったことありません）

”マニトバ”の名は原住民の守護神”マニトゥー”に由来します。
（引用：北海道カナダ協会）

やはり。

「きっとマニトゥーの絵があるに違いない。守護神の御姿を拝見し奉りたい」

わくわくしながらGoogle画像検索しました。



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「マ、マニトゥー、、、？」

Ontario（オンタリオ州）

カナダ屈指の大都市トロントのあるオンタリオ州。ちゃっかり首都のオタワ もここオンタリオにあります。

オンタリオとは、一般には以下のような先住民イロコイ族（イロクォイ族）の単語に由来すると言われている。

「beautiful lake」の意の「Onitariio」
「sparkling or beautiful water」の意の「kanadario」
「very pretty lake」の意の「Skanadario」

（引用：はてなブログ「オンタリオ」）

これ以外にも諸説あるようです。トロントの街には「オンタリオ湖」という大きな湖がありますが、どうやら「オンタリオ」の名前は湖の名称として用いられ、のちに州の名前になったそうです。

残りの州は次週

残りの8州は次週お届けします。これから留学を考えている方が、少しでもカナダに興味が湧きますように。

Naoki