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語学学校で必須!英語の文法用語を大公開!Part 1

文法、避けてませんか?

僕は2ヶ月に1回、英語学習セミナーというのをやっています。留学を決めた生徒さんに出発前の英語の勉強についてアドバイスをしているのですが、参加者のみなさんに話を聞くと

「中学校までは英語得意だったけど、高校に入ってから苦手になった」
「SとかVとか聞いただけで拒否反応が出る」



という方が多くいらっしゃいます。気持ちは痛いほどわかる、、、わかるんですけど、同時に文法っていうのは英語力をつけるうえでとても大切な要素で、避けて通れない道でもあります。

実際、語学学校の中にはスピーキング力アップに定評があって話すことに重点を置くところも多くありますが、それでも必ず文法を学ぶ時間というのがあります。文法力なくして英語力の伸びはありえないのです。

そして、語学学校での文法の授業にはさらにひとつ大きな問題が。

授業が全部英語

これです。日本語で教えられてもなんだかよくわからない文法を、英語で説明されるんですよ。ぞっとしますね。そこで今回は、語学学校での授業で悲鳴をあげないように、英語の文法用語を一挙ご紹介したいと思います。いっぱいあるので、今回はパート1ということで品詞についてです。

品詞とはなにか?

品詞というのは、単語の種類のことです。なぜ品詞を理解する必要があるのでしょう?
次の2つの文をみてください。

a. I don't drink coffee.(私はコーヒーは飲まないんです)
b. Would you like a drink?(お飲物はいかがですか?)

drinkという単語がa.の文では動詞として、b.の文では名詞として使われ、「〜を飲む』「飲み物」と別な機能を果たしています。

このように、同じスペルでも別な機能をもつ単語というのが無数にあります。だから、品詞の概念をまずは理解する必要があるわけです。

また、これは次回のブログで説明しようと思いますが、英語の文は基本的に5つの文型で成り立っています。どんなに長い文でも、細かく分解していくと結局は5文型のどれかに当てはまるのです。

その細かく分解していく作業をするのに品詞の理解は欠かせません。だからこそ、品詞を理解しよう、ということです。

品詞は8つしかないので、勉強していれば必ず見分けられるようになります。慣れの問題なので、最初は辛抱強く耐えましょう。

8つの品詞

8つの品詞は以下の通り:

①noun(名詞)

・countable noun(数えられる名詞)
・uncountable noun(数えられない名詞)

②pronoun(代名詞)

③verb(動詞)

・be verb(be動詞)
・do verb(一般動詞)
→Intransitive verb(自動詞)
→Transitive verb(他動詞)
・Auxiliary verb(助動詞)

④Adjective(形容詞)

⑤Adverb(副詞)

⑥Preposition(前置詞)

⑦Conjunction(接続詞)

⑧Interjection(間投詞)

各品詞の解説

本当にざっくりと解説します。

名詞は、人やもの、事柄などを表します。

動詞は、基本的にはひとつの文にひとつだけで、「〜する」と訳せます。

形容詞は、名詞をより詳しく説明します。

副詞は、名詞以外をより詳しく説明します。

前置詞は、名詞の前に置いて場所とか時間とかを表します。

接続詞は、単語同士や文同士をつなぐものです。

間投詞は、Oh!とかWow!とかです。

中学生のときはこんなふうに習ったと思います。もちろんもっともっといろんな役割がありますが、ひとまずこれだけおさえておけば大丈夫。

まとめ

英語の勉強を一から始めるなら、まずは品詞のことを頭に入れておきましょう。別に完璧にする必要はないです。英単語には品詞っていうのがあって、役割や機能が変わることがあるんだ、くらいに思っておくだけでも違います。

次回のブログでは、引き続き重要な英語の5文型について押さえておきたい文法用語とプチ解説をします。SとかVとかです、皆さんの嫌いな。お楽しみに。

Naoki