TOEICの結果が出た感想
3週間前に受検したTOEICの結果が出ました。
7年ぶりに受けたTOEIC〜対策方法・出来、TOEICを受ける意義〜
そのとき試験の対策で何をしたかとか、TOEICを受ける意義とかブログ(上記リンク)でまとめています。あーだこーだと先輩風吹かして書いたんですが、内心「スコアが低かったら恥ずかしい、、、」と不安を感じていました。
結果
で、結果はこんな感じでした。
TOEICのListening&Readingはリスニング495点、リーディング495点の合計990点満点で点数が出ます。
なので、僕の場合はリスニングは満点、リーディングが25点落としてしまったという感じです。
ひとつ注意したいのは、採点は絶対評価ではなく相対評価だということ。つまり、受験者全体の正答率の高い低いで点数が割り出されるため、満点だったとしても全問正解したかどうかはわからないということです。
TOEICはどの問題が間違っていたのかまで教えてくれないので、自分のリスニングで間違えた問題があったのかなかったのか、またリーディングでどの問題で落としたのかがわかりません。
ただ、Partごとに正答率は出してくれます。
結果を受けての感想①
前回TOEICを受けたのが7年前。1年間のワーホリ直後、英語力がたぶん自分史上一番あった時期に受けたんですが、当時の点数は910点でした。
それから7年の歳月が経ち、英語を使う機会はもちろん全然多くないので英語力自体は確実に下がっています。なのに、スコアとしては50点伸びました。
これはひとえに、勉強次第で点数がとれる試験であることを意味します。測っている内容も英語のリスニング力、リーディング力のみであるし、問題の型が決まっているため点数を落とさないためのコツ(テクニック的なもの)もあります。もちろん、そういう対策をして臨んだのが今回のテストです。
だから、巷ではよくいわれていますが、TOEICの点数が高いからといって英語を運用する力も高いとはいえない、ということは間違いなく言えると思います。あくまでも試験なので。
その一方で、スコアが高い=英語を聴く力、読み解く力が高いということもまた事実です。トレーニングさえしっかりすれば話したり書いたりする力、コミュニケーション力も高くなるポテンシャルを秘めているともいえます。なぜなら、そういった英語の運用能力とは、単語力や文法力、リスニング力、文章読解力が基盤となっているからです。英語ペラペラなのに単語全然わかんない人なんていません。
留学出発前にTOEIC、あるいは英検などの試験を受検するのは効果的だという意見は引き続き変わりません。勉強のモチベーションになるし、明確な目標が持てます。留学した先ではとにかく「使う」ことにフォーカスする、TOEICはそのための準備と思っておくのがいいでしょう。
結果を受けての感想②
今回のTOEICでの目標スコアは990点満点でした。結果的に目標は達成できなかったので、今回の挑戦は失敗です。試験を解いていて明らかにつまずいたところはPart5の文法問題でした。悩む問題が2〜3問ありました。また、Part6、Part7の文章読解の問題でもきっと何問か落としたんだと思います。試験前の勉強のときから、自信を持って選んだ答えが間違ったりすることが何度かあったので。
予備校の有名講師とかだと、「TOEIC◯回連続満点」の人とかいっぱいいるので、改めてすごいなあと思います。自分はある程度対策はしましたけど、まだまだ知らない単語や表現は山ほどあります。英語の知識レベルをもう1段階あげないと、確実に満点をとるっていうことはできないと思います。悔しいですが。
今後
今後はひとまずTOEICでの満点取得にこだわるのはやめます。有効期限2年なので、受けるとしたら2年経ってからですね。それよりも今受けてみたいのはIELTS(アイエルツ)。
まだ問題をちゃんと見たことないですが、TOEICがビジネスシーンを中心とした問題でまとめられているのに対し、IELTSは少しアカデミックでとっつきにくいジャンルの問題も出てくるようです。また、苦手なSpeakingやWritingもテストされるので、より自分の英語力を知ることができるテストだと思います。
しばらくはこれの対策に時間を充てて、挑戦してみます。(試験料が高いから、中途半端な勉強で受けて変なスコアとったら絶対後悔する、、、)
Naoki