以前、「北海道の楽しい学生100人」という学生主催のイベントに参加したご報告をブログでさせていただいたんですが、実はその会には2次会というものがございまして、学生はもちろん社会人も混じっての懇親会にも参加していました。
以前のブログ:「北海道の楽しい学生100人」参加してきました
そこでお会いした方のうちのひとり、Zさん。
彼はなにやら「コーチング」を生業にしているそうなのですが、実はそのちょうど1ヶ月前、オーストラリアの語学学校「impact」の深理さんを招いて説明会を開催した会場の代表のTさんも「コーチング」を仕事にしているとのこと。
ひそかに「コーチング」に漠然と興味を抱いていた中、連続して2名の関係者の方にお会いして話をする機会がありました。
「コーチング」とは、相談者の潜在能力を引き出して目標達成に導くもの(という解釈なのですが、「そんなんじゃない!」と怒られてしまうかもしれません)で、「コーチング」を受けると自分が今まで気がつかなかった新たな自分を発見したり、それによってどう行動すればよいかを考えていくことができるようになるそうなのです。
今回縁あって知り合うことができた2名の方が主催する「コーチング」の体験会のようなものに、それぞれ参加させていただきました。
今回は体験会のため、マンツーマンのコーチングではなく何名かで一緒にお話を聞いたのですが、見ず知らずのその日会った人同士がするようなレベルではないディープなところにまで話がおよびました。
参加してみて気がついたことは、自分が頭の中で考えていること、悩みや将来の不安などすべては、口に出してみるとなにかしらの気づきがあるということです。
僕の場合は、「え、自分、考えているようで全然深くまで考えられていないじゃん」「浅いじゃん」という気づきを得ることができました。
そもそもなぜ僕がコーチングに興味を持つようになったかというと、自分を律することと他人(僕の場合はカウンセリングに来られる生徒さん)を導くことの両方ができるようになると聞いたからです。
留学のカウンセラーとして留学に関する悩み、あるいはそれに伴う人生の悩みを抱える生徒さんたちと接することには、やっぱり責任があります。自分が中途半端なのに、無闇にアドバイスをしたり経験者だというだけでいろいろ語ってみたりするのは、なんか違うかなと思ったのです。
僕ら人間は十人十色、いろいろなバックグラウンドや価値観を持って生きているので、あるひとつの経験が他のみんなに当てはまるということはありえません。だからこそ、相談に来る方がどんな思いでカウンセリングに来てくれているのか、留学をどう捉え、留学がもたらす未来はどんなものを想像しているのかを、できるだけその方の視点に立って考えられるようなカウンセラーになりたいものです。
なんだか熱いブログになってしまいましたが、札幌はもうすぐ7月だというのに寒いですね。
来週からカナダ出張なので、体調管理だけは気をつけようと思います。
みなさんも、くれぐれも風邪など引かぬよう、元気にお過ごしください。
Naoki