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そういえばあまり行ったことがなかったカナダの名店

カナダには今まで2回行ったことがありますが、カナダを象徴する名店であるTim Hortonsに行った記憶がほとんどないことに気がつきました。カナダ担当のカウンセラーとして許されざることであります。ということで、Tim Hortonsとはなにかをご紹介していきます。

*弊社代表の東出はカナダワーホリ時代Tim Hortonsで仕事をしていました。当時の様子は下記のブログで:


カナダで最大のファーストフード

Tim Hortons(ティム・ホートンズ)はカナダのドーナツチェーン店。カナディアンはみんなこのTim Hortonsが大好きです。2018年時点で、カナダ国内に3000店以上、アメリカに600店以上あります。(日本だとマクドナルドが3000店舗くらいありますね)



カナダにはいろんなカフェがあるんですが、Tim Hortonsは国内のカフェ(ドーナツ屋さんなんですけどカフェという括りにしてます)の実に62%ものシェアを誇っています。ちなみに2位はスターバックスで7%。圧倒的です。

ちなみに2002年にカナダ国内のマクドナルドの売り上げを抜いたTim Hortonsは、今ではマックの2倍の店舗数を誇っています。

Tim Hortonsは人の名前

お店の名前は創業者の名前です。Tim Horton(ティム・ホートン)さんが1964年にオンタリオ州のハミルトンというところにお店を開きました。このTimさんはもともとアイスホッケーのプロ選手。オールスター戦の選抜に何度も選ばれるほど有能なプレイヤーでありながら、実業家としてもキャリアを築いた人物なのです。



が、最期は悲惨でした。Tim Hortonsを開業した10年後、44歳のときに交通事故で亡くなってしまいます。高速道路で自身のスポーツカーを運転中にコントロールを失い大破してしまったそうです。なんでも、事故当時の時速は160km、大量のアルコールが検出され、前日の試合で痛めたあごの鎮痛剤を服用していたことも判明したとのこと。

ああ無情、、、

Double Double

Tim Hortonsはドーナツ屋さんなんですが、コーヒーの注文の仕方が有名です。それが、「ダボダボ」。

コーヒーを注文すると、普通はシュガーとミルクって自分で入れると思うんですけど、Tim Hortonsはそれも注文の段階で聞いてくれます。シュガーをどのくらい入れるか、ミルクをどれくらい入れるかを割合で伝えるとシュガーとミルクを入れた状態で提供してくれるのです。(1:1とか1:2とか)

そしてどういうわけか、多くの人がダボダボ(Double double)、つまり砂糖:ミルク=2:2の割合で注文をします。あまりにもみんなDouble doubleなので、カナダのオックスフォード辞典にはdouble doubleが載ってしまうほどです。

ちなみにこの注文の仕方は、Tim Hortons以外では通じません。



次回カナダの出張のときには、10年ぶりにTim Hortonsに行ってみようかなと思っています。もちろん注文は、Double Doubleで。

Naoki